はじめに
よっちーです.(@perolove16)
今回は剣盾シングル シーズン8において最終66位となった構築を紹介しようと思います.
どんな構築に対しても一定の勝ち筋を作れるようなバランスの良い構築になったので,受け攻め半々の構築を使いたい方の参考になればと思います.
使用構築・努力値配分
・パッチラゴン(はりきり) ようき
165-152(252)-111(4)-x-90-139(252)
・ミミッキュ(ばけのかわ) ようき
131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
・トゲキッス(てんのめぐみ) ひかえめ
179(148)-x-115-189(252)-135-114(108)
・ラッキー(しぜんかいふく) ずぶとい
335(76)-x-62(252)-x-145(156)-73(20)
・ウインディ(いかく) ずぶとい
191(204)-x-144(244)-120-100-123(60)
・カバルドン(すなおこし) わんぱく
215(252)-132-187(252)-x-93(4)-67
コンセプト
受け攻め半々のサイクルパ.
ステロや電磁波,鬼火でイタズラをしながらダイマエースを通す.
構築経緯
環境に多いアタッカーのポケモンを1匹1匹対策していくことでサイクル戦ができるように個体を採用していった.
・対策必須のエースバーン,ゴリランダーを止めれるポケモンとしてHBウインディを採用.
・ウインディで止めれない物理アタッカーのギャラドスに強くエースバーンやゴリランダーにも弱くないスカーフパッチラゴンを採用.
・これでもまだ止まらないウーラオスに強く出れるトゲキッスを採用.
・これでもまだきついパッチラゴンの対策としてHBカバルドンを採用.
・特殊アタッカー全般を止めれるラッキーを採用.
・サイクル戦をする上で厄介なダイナックルを透かすことができ,また最強のスイーパーである玉ミミッキュを採用.
全対応サイクルパの完成.
選出・立ち回り
・選出は先ほどの構築経緯の考えに基づいて次のように考えましょう.
相手のパーティーを見て,対応するポケモンをできるだけ(受) : (攻) = 2 : 1 で選出.
(相手のポケモン : 対応ポケモン)
エースバーン : ウインディー(受).カバルドン(受)
ゴリランダー : ウインディー(受),トゲキッス(攻)
トゲキッス : パッチラゴン(攻),ラッキー(受)(ラッキーだけではきついかも)
ウーラオス : トゲキッス(攻)(初手に来ることが多いのでこちらも初手選出で)
パッチラゴン : カバルドン(受),ミミッキュ(攻)
水物理アタッカー : パッチラゴン(攻)
ポリゴン2・その他特殊アタッカー : ラッキー(受)
・相手のパーティーを見て,次のように立ち回りを考えましょう.
vs 受けル
1. 早めにステロを撒くことを意識.ラッキーの電磁波でできるだけ確率を有利にする.
2. タイミングを見てミミッキュやトゲキッスを投げ,無理やり積んでダイマ全抜きを狙う.
3. 数的有利をとったら,ラッキーともう一体をくるくるしながらTODを狙う.
vs 受けル以外
1. (受)ポケモン2体でサイクルくるくるしながら,ステロや鬼火,電磁波で嫌がらせをする.
できるだけ最後の一体を見せずに,最後の一体でどうやったら全抜きをできるかを考えながら立ち回る.
2. 最後の一体で全抜きできる準備が整ったら,(受)ポケモンは雑に捨てて,(攻)ポケモンでダイマ全抜きを狙う.
※ 慣れてくれば,ウインディやカバルドンにダイマを切った方がいい場面などもわかってくるかもしれないが,難しいので説明は省く.
重いポケモン
・パッチラゴン+ゴリランダー
トゲキッスとカバルドンのサイクルでなんとか対応.意外になんとかなる.
・ウーラオス
トゲキッスで対応したり,電磁波を入れてミミッキュで対応.
何回かのサイクルは普通に対応できるが,どこかで読みが必要になる.
・地面剣舞アタッカー
正直いちばんきつい.球持ちやラム持ちが多いので気をつける.
読み全開でなんとかする.
結果
TN よっちー 最高レート2131 最終順位66位
最後に
今回,シーズン6ぶりに最終2桁をとることができました.紹介した構築は,最終日3日前から使用しました.この構築の戦績としては17勝3敗でそこそこ上位帯でも戦えるものだと思います.
自分はポケ勢の知り合いが少なく,構築を1から個人で作るのはかなりしんどかったですが,2回目の最終2桁はとても自信になりました.
今回の記事についての質問や構築相談をしたい方はツイッター(@perolove16)のDMに来てください.ポケ勢はどなたでも歓迎します.